韓国中華の代表メニュー☆おいしいチャジャンミョンの手作りレシピ
チャジャンミョン (짜장면)の手作りレシピ
韓国にも中華料理屋さんはたくさんありますが、代表メニューは日本とは全く違います。
韓国の中華料理屋さんの代表メニューといえば、ズバリ、チャジャンミョンとチャンポンです。
麺の上に黒いソースが乗ったチャジャンミョンは日本ではジャージャー麺と呼ばれているものです。
チャンポンは具沢山のスープに麺が入っている点は長崎ちゃんぽんと似ていますが、めちゃくちゃ辛いという点が大きく異なります。
私の場合、チャンポンの辛さは一人で完食するにはかなり厳しいものがあるので、チャジャンミョンを頼むことが自然と多くなります。
チャジャンミョンは全く辛みはなく、むしろ甘口で小さいお子様にも安心して食べさせられます。
豚肉や玉ねぎやジャガイモがゴロゴロ入ったソースに絡めて食べる太めの中華麺はとてもおいしいのですが、そのソースが謎で、今まで自作したことはありませんでした。
その長年私には謎だった、チャジャンミョンのソース、チャジャンを、料理教室でとうとう習ってきたので、今日はそれをこちらに公開します。
チュンジャンという黒い味噌を油で揚げるように炒めるという技があのおいしいチャジャンミョンのソースの正体だったとは!なかなか楽しい発見でした。
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材料
具材
- 豚肉(赤身もの):200g
- チュンジャン(춘장):6T(100~120g)
- 食用油:6T
- ネギ:1/2本
- 玉ねぎ:大1個
- ジャガイモ:大1個
- 人参:1/2個
- キャベツ:100g
- (あれば)韓国カボチャ:1/3個
- みじん切りニンニク:1T
- みじん切りショウガ:1t
- きゅうり(飾り用):1/5本
- 中華麺(太麺)またはご飯
↓韓国カボチャ(エホバク 애호박)
あらかじめ準備しておくもの
- 昆布でとっただし汁:2+1/2カップ
- 豚肉の下味:8mm角に切った豚肉にみじん切りしたショウガと酒1T、塩一つまみ、コショウ少々をもみこんでおく。
- 味付け用調味料:砂糖1Tとオイスターソース2T
- 水溶き片栗粉:片栗粉2T+水2T
- 野菜を好みのサイズに切っておく。
作り方
1.中華鍋に食用油6T、チュンジャンを入れて、木べらで混ぜながら炒める(揚げる?)。最初は強火で、油が沸いてきたら途中から弱める。
2.泡が細かくなってきて、チュンジャンがバラバラにちぎれてきたら火を止めてざるにあける。(油は後でまた使う。)
3.同じフライパンに油2Tを戻して、ネギ、ショウガ1t、ニンニク1Tを入れて炒め、香りが立ったら、好みのサイズに切った玉ねぎ、豚肉、根菜(ジャガイモと人参)、残りの野菜(キャベツと韓国カボチャ)の順に炒め合わせる。
4.火が通ったら、1で炒めておいたチュンジャンと、砂糖1Tとオイスターソース2Tを入れ、木べらで混ぜる。
5.昆布だし汁を入れて野菜が柔らかくなるまで煮て、味を見て薄いようなら塩で調節する。
6.水溶き片栗粉を入れてとろみをつけてチャジャン(ソース)が完成!
☆チャジャンミョンにする場合は中華麺をゆでてチャジャンをかけて、上に千切りキュウリを飾る。ゆで卵やエビなども飾ってもよい。
韓国流のチャジャンミョンの食べ方は、食べ始める前にまず箸でよく混ぜます。麺が長くて絡んで食べにくい時は、はさみを皿の上に垂直に突っ込んでジョキン!と麺を切ってやると食べやすくなります。お試しを!
☆麺ではなくてごはんにかければチャジャンパプ (짜장밥)になります。
チュンジャンについて
チュンジャンは大豆を主原料として発酵させた黒い味噌です。
中国の甜麺醤にカラメル色素やMSGを入れて韓国でアレンジされた調味料です。
1948年にヨンファ食品の社長のワン・ソンサン氏が「ライオン印の名醤( “사자표” 면장)」と銘打って開発したのが最初といわれています。
韓国の中華料理店に行くと必ずと言っていいほどついてくるたくあんと生の玉ねぎと一緒に出される黒い味噌がこのチュンジャンです。玉ねぎを付けて食べます。
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