家庭用コーヒーロースター(焙煎機)比較 - True Vine

家庭用コーヒーロースター(焙煎機)比較

今日行ったカフェにて。赤いのはグレープフルーツティー、紫のはブルーベリーラテです。

このカフェには大きな焙煎機があります。

焙煎機があるカフェはあっても、少量の豆を持ち込んで焙煎してくれるところにはお目にかかったことがありません。そういうわけでフライパンによる手焙煎(詳細はこちら)をはじめたのですが、フライパンにつきっきりで混ぜていないといけない上、周りにチャフが飛び散るし煎りムラもできやすいのが難点です。部屋に煙も充満しますし。

それで、手軽な家庭用の焙煎機があったらいいなとで調べてみたら、意外にもいろいろありました。そこで数ある焙煎機の中から、いつも手焙煎で苦労している私の目に留まった家庭用コーヒーロースターを厳選、比較してみました!





 

まず目に入ったのはこちら。

アフターバーナー搭載、煙の出ない電動焙煎機
OTTIMO (オッティモ)
コーヒービーンロースター J-150CR


煙の出ない家庭用電動焙煎機 OTTIMO(オッティモ) コーヒービーンロースター J-150CR

 

説明によると

・特徴(1)煙が出ない! アフターバーナー搭載。焙煎中の煙をほぼカット。焙煎中にチャフ(コーヒー豆の薄皮)は自動的に分離し釜の下に集められ取出しも簡単。
• 特徴(2)中が見える ガラスドーム型で焙煎状態が確認可能で安心。安全装置付。
• 特徴(3)簡単操作 簡単に焙煎温度、焙煎時間の設定が出来るのでコーヒーの焙煎が気軽に楽しめます。温度設定は6段階。9段階の焙煎時間が選択できます。
•※簡単なボタン操作で焙煎温度と、焙煎時間の設定が出来ます。※  ・赤いスタートボタンを長押しして、黄色いランプが点滅したらスタートボタンを押すたびに焙煎時間が長くなります。 ・焙煎時間はプレヒート後にダイヤルで9段階(20分〜25分)設定できます。 ・焙煎時間を設定し、生豆(最大約150g)を入れます。 ・焙煎中は豆の状態が見えますので焙煎状況に応じて途中で停止することもできます。
•※「ご注意」:珈琲豆の専用焙煎機です。ナッツなどの焙煎には不向きですので、予めご了承ください。

とあります。

煙が出ないとは!画期的ですね。構造としては、上のガラスドーム部分が開閉でき、その中に取り外し可能な内窯をセットしてそこに生豆を入れて使います。内窯は底に穴が開いていて、そこからチャフだけがその下のリング状のチャフ受け(?)に落ちてたまっていく構造です。内窯の中で羽が回って豆を均一に火が通るように混ぜてくれます。内窯もチャフ受けも熱くなりますが、装着可能な取っ手があるので出し入れやお手入れも簡単で便利そうです。焼き加減は9段階のダイアルでセットしておくだけととても簡単。とてもいいと思います!お値段も3万円台で送料も無料とお手頃です。

少し気になるところは、豆が最大150gとなっていることです。ちょっと少な目?でも裏返せばこまめにローストすることでいつも新鮮な豆で飲めるということですね!

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次に目に入ったコーヒーロースターはこちら。

カルディ コーヒー ロースター 電動/Kaldi Coffee Roaster Motor Type


KALDI (カルディ) Coffee Roaster (コーヒー ロースター ) Hopper, Probe Rod, Chaff Holder フルセット, ホームロスティング (電動) [並行輸入品]

説明には

カルディ コーヒー ロースター 電動/Kaldi Coffee Roaster Motor Type
•ガスコンロが必要です。/Gas Burner Required
•本体、温度計、ホッパー、サンプラー、チャフコレクター付き/Body, Thermometer, Sampler, Chaff Collector Included
•日本語マニュアル同封/Japanese Manual Included
•投入容量 200g/最大 250g

とあります。
電動で、重量は4.5 Kg、サイズ 16 x 30 x 20 cmです。
販売元は韓国の会社ですが、日本語対応可能とあります。

構造としては、ガスコンロの上に直接かぶせるように乗っけて使います。ドラム回転式で、ホッパー(漏斗)の部分から豆を入れた後はホッパーは取り外して、その穴に代わりに温度計を装着できます。この穴から付属のサンプラーと呼ばれる筒状のスプーンのようなもので随時コーヒー豆を少量取り出してロースト具合を確認できます。コーヒー豆の投入容量は最大250gなので先ほどのよりもたくさん一度に焙煎できます。
銀色のピカピカのステンレスのボディーに木製の取っ手で重厚感もあってかっこいいです!

こちらの気になるところは、まず重さです。YouTubeで検索して見ると、煎りあがった豆を取り出すのにロースターごと持ち上げて傾けて、豆を入れた穴からざるに豆を出していました。熱いうえに4.5㎏もあっては大変そうです。
そして、その動画ではチャフが下のコンロに落ちていました。この点、説明にはチャフコレクター付とあるので、バージョンアップしたのかもしれません。
レビューを見ますと、排気ダンパーがないと書いてあります。排気ダンパーとはコーヒーを焙煎した時に出る煙を排出するための弁で、これがないせいで煙の臭いが豆に移ってしまう可能性があります。
ちなみにお値段は、うえで紹介したロースターオッティモより2万円強高い5万円台です。

 

 

3つ目に目に留まったのはこちらです。

Behmor1600plus小型電気式焙煎機(日本仕様)


Behmor1600plusコーヒー焙煎機(日本仕様)

説明には

Behmor1600plus小型電気式焙煎機(日本仕様)は、電源100V15A日本仕様になっており、ご家庭のコンセントでご利用できます。
• 全国送料無料
• 自動モードにより、難しい温度管理・ダンパー調整を自動化により、初心者でも数回の焙煎で美味しいコーヒー豆が出来上がります。また、マニュアルモードにより火力コントロール及びドラム回転数の切替も可能
• 日本語のマニュアル、国内サポート、Web講習会が充実しており初心者でも安心
•★★外付けLEDライト付きタイプもあります(本体とLEDライトを別々に購入より4000円お得)
1回の焙煎量は最大450g可能、また、直火式になっており豆が持つ味・香りを引き出す方式になっております。 コントロールパネルのプログラムにより、様々なコーヒー生豆に対応

とありました。重量は9㎏。

形が家庭用のオーブントースターみたいで出しっぱなしにしても使いやすそうです。そして一回の焙煎容量がなんと450gもできちゃいます!網でできたドラム回転式で、ドラムごと取り出して豆を出し入れします。熱いのでこの時軍手の着用は必須ですね。ドラムの下にはチャフトレイを設置して使いますが、チャフトレイからこぼれた分は結局毎回掃除機で吸い取る必要があります。コントロールパネルで焼き加減を設定でき、設定時間終了2分7秒前にボタンを押さなければ、勝手に終了して冷却に入ります。
自動モードがあるので、初心者でも安心です。チャフも外には飛び散らないので台所が汚れなくていいですね。

気になる点は、レビューに「温度上昇が緩やかで一ハゼまで20分近く、クールタイムも含めると40分はかかる」と書いてあった点です。ちょっと時間が長めの印象です。同じレビューに「フレンチまで持っていこうとすると豆が発火する。」という記述もありました。フレンチとは焙煎度を表す言葉で、イタリアンの次に深煎りなのですが、イタリアンまで煎ることはほとんどなく、実質一番深煎りと考えてもいいでしょう。もし本当なら火事の恐れもあって怖いです。フルシティくらいまでの使用にとどめておいた方が無難かも…。このほかはなかなかいいと思いました。お値段は6万円台です。

 

最後にご紹介するのはこちら。

珈琲焙煎機コーヒーロースター Gene Cafe ジェネカフェ CBR-101A コーヒー豆 焙煎器 生豆 電動コーヒー焙煎機 ロースト機


珈琲焙煎機コーヒーロースター Gene Cafe ジェネカフェ CBR-101A コーヒー豆 焙煎器 生豆 電動コーヒー焙煎機 ロースト機

商品の説明には

最先端技術を元に世界唯一の3D回転方式を採用した家庭用焙煎機。 この方式によりコーヒー豆がうまく混ぜ合わさり、焙煎が仕上がります。温度・時間設定ダイヤルで好みの焙煎温度・焙煎時間に設定できます。 温度は60度から250度の範囲で1度刻みで設定可能。 時間は6秒から30分間まで6秒単位で設定できます。
• 特徴「取り外し式焙煎ドラム」: 透明耐熱強化ガラスになっており焙煎状態を肉眼で認識する事ができます。 焙煎容器を本体から外せるので豆の投入、取り出しに便利で、掃除をしやすい構造になっています。最大約250gまで焙煎可能です。
• 特徴「チャフコレクター」 散らかりやすいチャフ(薄い外皮)を焙煎中に焙煎ドラムから取り除き収集します。
• 特徴「表示ディスプレイ/温度・時間設定ダイヤル」 表示ディスプレイの上部パネルには「設定温度」と「現在温度」を交互に表示、下部パネルに「残り時間」が表示されます。
•※主な仕様※ 攪拌方式:捻り回転方式(輻射熱)/電源:AC100V・1300W/冷却方式:常温強制送風方式(約10分60℃)/ドラム: 材質 耐熱強化ガラス(PYREX)、用量:最大250g/加熱方式:間接熱風方式(6秒~30分/6秒単位)/温度調節:60~250℃電子温度制御機・1℃単位/動作音:65dB/製品重量:5.5Kg/製品寸法:490×243×229(mm)/カラー:ブラック/製造国:韓国/保証:国内総発売元による1年間の修理保証。

チャンバーのひねり焙煎がすごくよさそうです!チャンバー(ドラム)が斜めに回るようになっているので豆がよく攪拌されますし、耐熱強化ガラス製なので焙煎の様子がよく見えてみていて楽しそうです。チャフはきれいにチャフコレクターにたまるようになっていて散らかりません。

気になるところはレビューによると煙が結構出ているらしいところくらいでしょうか。あとはお値段がちょっとお高めの8万円台。でも豆もふっくら均一に焙煎できていてよさそうです!

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いかがでしたか?
ここで紹介した以外にもアマゾンで調べた結果まだまだたくさんありました。
Amazon.co.jp: 通販-コーヒーロースター、焙煎機【配送無料】

何を重視するかによって選ぶべきロースターも変わってきます。

見るべき観点としては、

  • 価格
  • 大きさ、重さ
  • 焙煎容量
  • 加熱方法
  • 日本語マニュアルの有無
  • 自動設定の有無など取り扱いやすさ
  • クリーニングなど管理のしやすさ
  • 均一な焙煎ができるか
  • 細かい設定で個性を出せるか
  • 安全性
  • スタイル
  • 耐久性
  • アフターサービス

などがあります。
本当にいろいろなタイプがありますが、自分のスタイルに合ったお気に入りの一台が見つかるといいですね!

 

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3件のフィードバック

  1. 2018年9月16日

    […] できる自家用の焙煎機に興味があるという方はこちら!⇒家庭用コーヒーロースター(焙煎機)比較 […]

  2. 2018年10月11日

    […] 家庭用コーヒーロースター(焙煎機)比較 […]

  3. 2018年10月22日

    […] 家庭用コーヒーロースター(焙煎機)比較 […]

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