【韓国】知らなきゃ危険!!日本と違う韓国の交通ルール3つ~交通事故にあわないために
日本と韓国の交通ルールは全然違う
近くて遠い国と言われる韓国。
似ているところも多いけれど、違うことも結構あります。
その一つが交通ルールです。
交通ルールは直接命に係わる大切なものです。
車の運転をする人はもちろんのこと、運転をしない人でも最低限これだけは知っておいてほしいと思う交通ルールを3つ厳選してみました。
1. 韓国では右折は赤信号でもできることが多い。

直進車は止まっていても(赤丸)、右折車は次々に来る(緑丸)。
まずはこれです。
基本的に「車は赤信号でも右折できる」ということ。
絶対に覚えておいてください。
右折車は正面の信号が赤でも右折してきます。
前提として知っておいてほしいのは、まず第一に韓国は右側通行の左ハンドルだということです。
日本と正反対ですね。
だから右折車は対向車線の影響を受けません。
日本に当てはめると左折するとき対向車線から車がビュンビュン来ていても関係ないのと同じです。関係なくても日本の場合は赤は止まれですが、韓国の場合は違います。
右折車専用の信号がある場合はそれが赤だといけませんが、右折車専用の信号がない場合は、歩行者がいなければ自由に右折してきます。
だから交差点で横断歩道を渡る場合は右折車が来ないかよく見て注意して渡ってください。
自分で車を運転する場合は、自分は直進で信号で止まるとき一番右のレーンは右折車用にあけてあげましょう。
車線の幅が広い場合は左の方に寄せて停車していれば右折車は後ろから勝手にすり抜けていきます。
そうでないと後ろからクラクションを鳴らされて慌てることになります。
自分が右折する場合も、歩行者には十分に気を付けてください。
右折車専用の道路が作ってある場合は、大きい道路を渡る前に歩行者が島のようなところまで渡ることになるのですが、ここには歩行者の信号がありません。
2. 韓国では左折は青信号でもできないのが基本。
次は車で左折する場合です。
日本の信号機は赤青黄色の3つが並んでいるのが基本ですが、韓国の信号機はそれにプラス矢印信号がある4つが基本です。
左折はただの青信号の時は行ってはいけません。
左折は左折専用の矢印信号が出た時に行ってください。
私も慣れていなかったときは、ついとなりの直進車線が動くのにつられて左折の矢印信号が出ていないのに左折しようと進みそうになって慌てたものです。
韓国でも中には日本のように3色だけの信号もあります。
小さな交差点に多いです。
この場合、たいていは「비보호(ピポホ:非保護)」と信号のところに書いてあります。
これは前方の信号が青なら、自己責任で左折してよいということです。
もし歩行者として道を横断する場合にはこういう交差点の左折車にも注意が必要です。
(お詫びと訂正:以前こちらに非保護は赤でも左折可能と書いていましたが、ご指摘をいただき、調べたところ交通規則違反になるということです。間違った情報を載せてしまったことを深くお詫びし訂正いたします。)
3.韓国では 歩行者信号と自動車用の信号は別。
韓国の信号機は自動車用の信号と歩行者用の信号が別です。
つい日本の習慣で自動車用の信号を見て横断歩道を渡ろうとしてしまうことがありますが、だめです、危険です!
正面の大きな信号が青でも歩行者用の信号は赤のことはよくあります。
歩行者は必ず歩行者用の信号を確認してください。
それに歩行者信号が日本に比べて短いです。
青になったら車に注意しながらぐずぐずしないでさっさと渡ります。
残りの秒数が出ている信号機なら、道幅と秒数から渡り切れるかどうか考えてから渡り始めましょう。
いかがでしたか?
日本とはかなり違う交通ルールを使っているということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
韓国は車社会で、歩行者優先にはなっていません。
しかも渋滞は日常茶飯事でいらいらする反動なのか、スピードが出せるところでは結構スピードを出します。
どうか気をつけて、これらを知って安全な韓国滞在を楽しんでくださいね。
【おすすめ記事】
韓国ドラマでよく出る韓国語の意味は?アイゴ、チェゴ、アラッソ、チンチャ、チョア、ヘバ等
中学・高校生の制服代を自治体が負担⁉制服無償化が全国で実現しつつある韓国
韓国の電圧とコンセントプラグの形-韓国語で変圧器を借りる言い方
絶対に試してほしいおすすめ韓国語勉強法:語彙力アップはこの方法で!
医療観光立国を目指す韓国のホテルのような病院で人間ドック体験!
これだけは!観光旅行で使える韓国語と、是非知っておきたいお手洗い事情
こんにちは!拝見させて戴きました^ ^
一つ、비보호では赤信号でも左折可能とありますが、赤信号では左折、Uターン共に禁止なので修正おねがいいたします!多くの方が見られると思うのでよろしくお願いいたします!
こんにちは。
ご指摘いただきありがとうございます!
[적신호시 좌회전]と注意書きが書かれた非保護の信号を見たことがあるのでそう書いたのですが、一般的ではなかったようです。
あやうく間違った情報を載せ続けるところでした。
早速訂正いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
そもそも日本でも歩行者対面する信号のみ従うべきなのでは?自動車用の信号を見て横断歩道を渡るのは交通違反ではないですか?
こんにちは。
日本では歩行者用の人型の信号がない交差点の場合はふつうの信号に従うことになります。
道路交通法施行令第1章第2条には、ふつうの信号機の青色の灯火で、歩行者は、進行することができることが記されています。
そもそも、自動車用の信号機というのは存在しません。