エチオピアのイルガチェフェを手焙煎してみました! - True Vine

エチオピアのイルガチェフェを手焙煎してみました!

 

エチオピアのイルガチェフェ

今回はエチオピアのイルガチェフェG2という生豆をフライパンでの手焙煎に挑戦して飲んでみました。

エチオピアは山羊飼いの少年カルディの伝説でおなじみのコーヒーの故郷です。(カルディの伝説についてはこちらコーヒーの名前の由来とその起源~カルディーの伝説~)

 

そのエチオピアの中でもイルガチェフェという地域で生産されているこの豆は、香りの華やかさと酸味と甘みで有名です。コーヒーは苦いという固定概念を打ち破ってくれるようなコーヒー豆なのです。




イルガチェフェの生豆

今回使った豆はこちらです。

韓国のネットで1㎏購入しました。表記はこのようになっています。(上から2行目が原産地表記です。)

エチオピア イルガチェフェKochere G2 washed(←韓国語ではエディオピア イェガチェプですね)

 

生産地

Kochereは、コチャレと読み、コチャレ地区で生産された豆であることを表しています。

格付け

G2はグレード2、つまり2等級の豆ですね。エチオピアの等級のつけ方は欠点数ですから、グレード1よりも多少欠点豆の比率が高くはなりますが、ハンドピックして取り除けばG1と味は何ら変わりないということです。

ちなみにG2は300gあたりの欠点数が4~12とのことです。ネットでよく誤解されている方を見かけますが、欠点数とは、単純な欠点豆の数ではなく、欠点の種類によって点数化されているものの合計です。

処理方法

Washedはコーヒーの実の状態から果肉などを取り除く脱穀処理方法を表しています。ウォッシュトは水洗式とも呼ばれ、水につけておいて取りのぞく方法で、すっきりとした味わいが特徴です。(コーヒーの実の脱穀処理方法についてはこちらに詳しく紹介してあります

 

ハンドピック

今回は200gの豆を用意しました。

ハンドピックで、虫食い豆や割れ豆、未熟豆などの欠点豆を取り除きました。思ったほど欠点豆の数は多くなかったです。カビ豆の恐れがあって心配なので、色がおかしいのも取り除いたところ、この写真くらいの欠点豆が出ました。再度量ってみると、残った豆は194gでした。

でもハンドピックしてみてわかったことですが、豆の大きさが結構バラバラ…。焙煎するときにむらができそうで心配です。

 

焙煎

フライパンで最初は強火、徐々に中火にして煎っていきます。浅煎りから中煎りくらいにしたかったので1次クラック(1ハゼ)が終わってから早めに止めました。すぐにざるにあけて冷風に当てて冷まします。色はこんな感じです。やはりちょっとむらが・・・。

部屋中にコーヒーのいい香りが充満していますから、コーヒーは見えなくても帰宅した子供にもコーヒーを煎ったことが分かってしまうほどです。

 

試飲

冷めるのを待って夜にとうとう試飲しました。本当の飲み頃は焙煎3日後くらいからですが、待ちきれないので即飲んじゃいました。

家庭用の電動グラインダーと家庭用のエスプレッソマシンを使ってアメリカーノを作りました。何と抽出時間もしょっぱなからばっちり25秒でした。

まず、香りは…聞きしに勝る良い香りです。甘くてふわっとしたかおりです。よくフローラルな香りと表現されていますが、私個人的にはナッツ系とか、焼き栗のような香りが感じられました。味の方はというと、酸味と甘みが強くてすっきりとした上品な味わいでした!すごく好みな味で飲みながら何度もおいしいとつぶやいてしまうほどでした。後味もとても良くて、口の中にいつまでもおいしい甘みが残っています。雑味はありません。今日の焙煎は大成功だったと思います。

 

エチオピア イルガチェフェのコーヒー豆が購入できるところ

アマゾン

土居珈琲 エチオピア イルガチェフェ 《フレンチロースト》 【豆のまま】  200g コーヒー豆 珈琲豆 モカ

松屋珈琲 コーヒー生豆 エチオピア イルガチャフィG2 (1kg袋)

楽天市場

FRESH ROASTER珈琲問屋【生豆限定】 イルガチェフェ (生豆1kgパック)

THE BEANS エチオピア イルガチェフェ 300g 送料無料 まろやかなコク、軽やかなモカの香り




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