韓国の小学生に人気の習い事 - True Vine

韓国の小学生に人気の習い事






韓国の小学生はほぼ習い事をしています。

私の知る範囲で韓国人が小学生の子供に習わせる習い事で多いものを集めてみました。

韓国の小学生の習い事

1.勉強系

まずはやはりお勉強系です。

英語は必須、数学(韓国では小学校でも数学と言います。算数とは言いません)も高学年になればかなりの確率で塾などに通い始めます。

読書論述や、歴史論述など、論述系もひそかに人気です。将来の受験を見据えてのことかもしれません。

科学の塾や習い事もあります。科学などは科学館や大学、図書館などでよく公開講座を開きますが、いつも即満員の人気ぶりです。

 

2.芸術系

韓国の親たちは、学校の先生をあまり信頼していないのでしょうか。よく、「ピアノかバイオリンは習わせておかないとだめよ、楽譜が読めないと学校の授業で困るから!」と以前、周りの先輩ママがアドバイスしてくれました。実際、ほぼすべての子供がピアノかバイオリンを習いに行っているように見えます。それ以外の音楽系ではチェロやフルート、ドラム、ギターなどもあります。

ピアノ、バイオリンとならんで低学年のうちによく習わせるのが美術教室です。絵だけでなく工作もします。変わり種としては心理治療としての美術教室などもあるようです。

書芸と言って、書道と水墨画をあせてたような習い事もあります。韓国では書道と毛筆で描く絵はセットになっているようです。

 

3.体育系

つい最近まで、韓国の小学校体育課程には水泳の授業がありませんでした。なので、水泳はほぼ必須で習い事に組み込まざるを得ないという状況でした。ここ1,2年で水泳の授業が新設されたと聞きましたが、プールのある小学校なんてお目にかかったこともないし、どのように授業が行われているのか…。

他には男の子ならテコンドーは不動の人気です。特に低学年の子供には、エネルギーを発散させられる良い場所となっているようで、テコンドー道場側も心得ていて、テコンドーだけではなく跳び箱や縄跳びなど、学校の体育の代わりのようなことまでしてくれます。

他にも武道系では剣道なども少数ですがあります。

サッカーもやはり不動の人気です。コーチがせっせとワゴン車で迎えに来ては送ってきてくれるのですからありがたいです。

背を伸ばすためでしょうか、バスケットも結構しているようです。

女の子だと、バレエが割と身近な習い事です。屋内でできるので寒い韓国には向いているのかもしれません。それに世界的に有名な韓国人バレリーナもいるのが女の子たちの心をくすぐるのでしょうか。世界的に有名と言えば、キム・ヨナですが、フィギュアを習う子もちらほらいます。

超忙しい韓国の小学生

ざっと見てきましたが、多くの子たちがこれらを掛け持ちしており、しかも一つの習い事当たり週に2~3回行くのは当たり前なので、ほぼ毎日1~2か所、多い日は3か所も塾に行くこともあります。

しかも、勉強に力を入れている進学塾などの場合、夕方5時から行って10時までというところもあると聞きました。小学5年生でです。晩御飯は近くのコンビニなどで済ますとか。

何をそんなに勉強するのかというと、まず、今学校で習っていることの補習授業があり、次に「先行学習」と言われる上の学年で習う内容を前もって習う授業が行われ、それから晩御飯休憩をはさんで自習の時間があるということでした。塾で「先行学習」をすることで、小学校での授業が形骸化するという弊害についてはもうずいぶん昔から韓国で指摘されてきましたが、結局なくなっていません。だから余計に猫も杓子も私教育に頼らざるを得なくなっているといえます。

こんな状況なので公園でもあまり遊んでいる子を見かけないという話もよく耳にします。日本の子供たちはのびのびとしている印象ですが、韓国の子たちは…すこしかわいそうかな。





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3件のフィードバック

  1. sh より:

    우연히 블로그 글을 보게 되었는데 조금 잘못 된 부분이 있어 댓글 남깁니다. 한국의 자살률이 높은 것은 사실이지만 청소년 자살률은 일본이 한국보다 높습니다.(하단 기사 참조) 한국은 청소년 보다 노년층 자살률이 높은 것이 문제입니다. (연금, 복지 미흡 또는 자녀가 분가 할 때 금전적으로 도움을 주는 문화 등 여러 요인이 있겠죠.)

    (2017년 통계 발췌)
    또 우리나라 10~24세 청소년 자살률은 인구 10만 명 당 7.6명으로 OECD 평균 6.1명과 비교해 열한 번째로 높은 수치를 보였다. 국가별로는 뉴질랜드 12.3명, 에스토니아 12.0명, 리투아니아 10.7명, 핀란드 9.2명, 일본 9.1명 순이다.

    출처 : 마인드포스트(http://www.mindpost.co.kr/news/articleView.html?idxno=2252)

  2. sh より:

    누가 높다 낮다를 따지는 것이 아니라 ‘과도한 학습 부담이 청소년 자살률을 높이는 것이 아닌가’하는 글의 전개 상 조금 통계를 참조할 필요가 있지 않을까해서 실례지만 댓글 남겼습니다.

    • hanna より:

      안녕하세요.
      몇 년 전에 저희 동내에서 학생 자살이 있어서 그 인상만으로 글을 썼는데, 잘 못 알고 있는 부분이 있었네요.귀중한 지적 감사합니다.
      앞으로도 잘 부탁드립니다.

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