【FLUTD】猫が退院してから1週間の経過と飲み薬の与え方
我が家の猫君がFLUTDで入院し、退院してから1週間が過ぎました。
この1週間の猫君の様子をお伝えします。
猫、退院後1週間の経過
退院1日目~3日目
歩き方
初日はまだ歩き方が若干へっぴり腰気味でした。でも翌日には治っていました。病気のせいなのか、入院のせいなのかはよくわかりません。
尿
3日間導尿をしていたせいだと思いますが、尿の調節ができないらしく、座った後や歩いた後に少しずつ猫のおしっこがこぼれているという困った状態でした。家の中やら椅子の上に少しずつ水が…。何度も踏んでしまい、キーっとなりそうでした。
でも、尿がちゃんと排出されているということだけでうれしいことなので、我慢…。
便
ずっと下痢でした。これも薬のせいなのか病気のせいなのか、はたまた療養食フードのせいなのかわかりませんが、便がかなり柔らかく、そのため便をおしりやしっぽにくっつけて歩き回るというこれまた困った状態になりました。尿より厄介です。今まではこんなことは全くなかったのでショックでした。
食欲
退院後は療養食のみを与えるようにとの指示だったので、病院で購入したROYAL CANIN URINARY S/0 HIGH DILUTIONだけを与えました。
(↑amazonで売ってます)
このフードがかなりおいしいらしく、ものすごい食欲で、出したら出しただけ食べそうな食いっぷりでした。確かにおいしそうなにおいはプンプンします。形も平べったいので食べやすそうです。入院前は全く食欲がなかったので、これは本当にうれしいことでした。
お医者さんには2大療養食ともいえるROYAL CANINとHillsのどちらかがいいと勧められ、購入前に少し調べたところ、ROYAL CANINのほうが塩分が多いとのことでした。お医者さんも、好き嫌いのある猫にはROYAL CANINの方をお勧めすると言われたので、飼っても食べてもらえないよりは、多少味付けが濃くても食べてくれる方がいいかなと思い、ROYAL CANINにしたのですが、正解だったのではないかと思います。
薬
朝夕2回飲むように別の粉薬を出してくれたのですが、猫は粉薬が飲めないからと、なんと空のカプセルもくれました。
え?!飼い主が自分で入れろってこと??とびっくり。
ご丁寧にカプセルに粉薬をこぼさないように入れるいれ方を診察室で先生が実演してくださいました。
そしてそれを猫君に飲ませて見せてくださいました。今まで知らなかったのですが、猫に薬を飲ませる道具というものが世の中にはあるのですね。
まず、鼻にウェットタイプのキャットフード?を少し塗ってから、飲ませにかかります。猫は薬を飲まされるのが嫌だから抵抗しますが、先生が片方の手で口を開けさせもう片方の手で薬をセットした道具を口の奥に突っ込み一瞬でカプセルを口の中に残して道具を引き抜いたらもう飲み込んでいました。早業過ぎて決定的瞬間の写真がとれませんでした。でも早業でなかったら猫君に手をかみつかれていたでしょう。
家では一番猫君をかわいがっている娘が薬を毎朝版飲ませてくれてとても助かりました。私も一度挑戦してみたのですが、猫君にシャーっと威嚇されて、怖くて浅いところにしか薬を入れられず、吐き出されてしまいました。
4日目以降
変な歩き方や尿漏れは幸い3日くらいでなくなりました。
尿も便も毎日ちゃんと猫用トイレでしています。
猫用トイレは、昔使っていた日本製の砂を入れた以前のトイレと、安い韓国製の砂を入れた新しいトイレの二つを置いてみました。そうしたら、両方に尿も便もしてくれます。以前の記事に書いたように、トイレが新しくなったストレスのせいでFLUTDになったのではないかと思っていたのですが、そうでもないのかもしれません。
しかし軟便は1週間たった今も続いています。そのせいで毎日のようにしっぽやおしりや後ろ足に便をくっつけてきます。(涙)(涙)(涙)
これが長い毛がフンをくるむようにくっついてしまうのでふき取ってもきちんと拭き取れないし、乾いてしまうと洗ってもなかなか取れないという困りものです。
あんまりしょっちゅうくっつけているので体の毛を刈り取ってやろうかと検討中です。
猫は清潔な生き物だと今まで信じてきたのに、イメージが音を立てて崩壊しました。
でも体調は確実に良くなっているようで、おもちゃで遊んでやると、元気だったころのように飛び跳ねたり転がったりしてじゃれてくれます。
以上、退院後1週間の報告でした~。
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