『梨泰院(イテウォン)クラス』第13話完全ネタバレあらすじ
梨泰院クラス第13話あらすじ
『最強ポチャ』の決勝戦
料理対決番組『最強ポチャ』の決勝戦。今回からブラインドテストが導入されたため、誰が作ったか審査員にはわからない。
タンバム代表のマ・ヒョニは、放送でも例の記事のことを自分から持ち出し、堂々と自分はトランスジェンダーだ、自分が自分であることに他人の納得は必要ない、と宣言し、人気ではなく味だけで戦って優勝を勝ち取る。喜んで抱き合うタンバム一同。こわばった顔で見つめるグンス。
チャンガ会長室
会長とグンスとスア。勝つためにグンスがしたことは、ブラインドテストにルールを変更させたこと、パク部長を圧迫したこと、個人的なイシューで記事を出してメンタルを攻撃したこと、とスアが会長に報告。最後のだけは点数をやれるという会長。グンスを退室させ、スアにグンスは跡継ぎにふさわしいか聞くと、会長と似ていると答える。
チャンガのエントランスホール
イソがあらわれ、グンスの頬を平手打ちにして、ヒョニの記事はあなたのせいでしょうという。勝つために記事を出したんだというグンス。
我慢できないぐらい好きだというグンスに、あんたの気持ちにはこたえられない、本当にごめんと言うイソ。
夜のタンバムの屋上
歩くイソの視界にセロイが入るや、ほっとした笑みがこぼれるイソ。『最強ポチャ』で優勝して、投資確定したねというイソに苦労掛けたねというセロイ。言葉だけ?といつものように頭をなでてと頭を突き出すイソ。
しかし、いつもと違って照れたようすで明日の契約の準備しなきゃ、行こう、とはぐらかすセロイ。
タンバム事務所内
後悔のない投資になると思いますとイソ。言ったことは守るとキム女史(トニーの祖母)。セロイも言ったことを守れ、大韓民国一位!とおばあさんにいわれ、当然ですとセロイ。書類に署名押印するキム女史。
イソの母のオフィスで
イソの母がネットでI.Cが100億投資維持するというニュースを見ている。社長(セロイ)、すごいね、とつぶやく。イソの内助を思いほほ笑む。
夜のチャンガのビルのオフィス
グンスの携帯が鳴っているが、スングォンからというのを確認して取らないグンス。取らないの?と聞く室長のスアに、記事を出したのが自分だとイソが気付いたとグンス。今になって後悔してるでしょう、セロイならきっと平気だというでしょうというスアに、その言葉を聞いて自分はどうしたらセロイ兄貴が崩れるか考えた、自分はセロイ兄貴や室長とはちがうというグンス。
タンバム
タンバムメンバーでフランチャイズの夢がかなうことになった祝杯をあげている。もうすでに皆出来上がっている。
ほとんど寝ているセロイ、一言求められて、お前たちがいるから、俺が勝つ、と。チャンガに対する復讐心を新たにする。
みんなが帰った後も一人で眠りこけているセロイを見守りながら、まだ痛むんですよねとイソ。
チャンガ会長室
会長がグンスが囲碁を打ちながら、最強ポチャで負けたためパク部長は解雇処理されたことをグンスに告げる。
チャンガのビル
囲碁の後チャン会長はグンスに会議についてこさせ、役員たちの前で後継者として紹介する。
刑務所
セロイと同じ部屋だったやくざの頭目が刑務所にまた入ってくると、そこには一人黙々と腕立て伏せをするグヌォンがいた。床にはチャンガの後継者のことを書いた新聞記事。立ち上がって見つめる。
タンバムの屋上
屋上でミーティング中のセロイとイソとホジン。
まだ70億ウォンほど余裕があることから、全国区展開をステップを踏んで目指せばいいと考えているイソとホジン。
しかし、セロイは大金は大勝負に使わないと、と言って、中国で開かれるフランチャイズ博覧会の記事を見せる。全国区ではなく、中国、世界へ、今の100億を1000億台に増やしていこう、俺の夢はこれがすべてじゃない、チャンガを押しのけて韓国1位、それに合わせて動かないと、これからだとセロイ。
さすがうちの社長!とほほ笑んで一緒に街を見渡すイソ。
4年後2020年
セロイはベンツに乗る代表理事、I.Cの立派なビルがあり、多くの社員がいて、イソは大人の女性になっている。
I.Cの役員会議
議題は中国の取引先変更について。本部長になっているスングォンをはじめ創業メンバーは、I.Cの企業理念は人、信頼ということを守っている。
会議の後、くつろいだ雰囲気の創業メンバー。セロイの過密スケジュールに驚くスングォン。
現在のI.Cは、ブランド選好度調査2位、年売り上げ9位、時価総額16位。1位はすべてチャンガ。セロイの目標は1位。
グンスがアメリカ支社から帰ってきたというスングォン。まだ連絡を取り合っていたことに驚く一同。
空港
常務に昇進したアメリカ出張帰りのグンスを赤いベンツで迎えに来たスア。
車中でグンスはスングォンとの会話を録音したものを聞いている。セロイが最近よくパジンに行ってカン・ミンジョン理事に会っているという内容。
パジンのカフェ
カン・ミンジョン理事とオ元刑事が仲良さそうにしている。娘のヘウォンもそれを見てほほ笑む。
チャンガの会議室
会議でグンスが400億ウォンでの街の再開発計画を提案している。価値を引き上げてピークで売るという。チャン会長が推進を許す。
会議からの帰り、セロイがいつかかかってくるから緊張していろとグンスに言う会長。咳が出て具合が悪そうな会長に休むよう言って立ち去るグンス。
ホジンの部屋
ホジンとカン・ミンジョン理事がグンスの会社内での立場が良好なことを話している。
このままパジンにいてもいいんですかというホジンに、手足がすべてもがれた、今さら私が何を、とカン・ミンジョン。
I.Cのセロイのオフィス
I.Cのセロイのオフィスのパソコンでネックレスを見ているジョ・イソ。
自分の部屋へ行って買いなさいよというセロイに、明日買ってくれたらだめですか?とかわいく聞くイソ。
明日は忙しいはずだがというセロイに食い下がるイソ。セロイが何か言いかけると、代表(セロイ)を好きなのは私の気持ち、私の権利だと言いましたよね、とイソ。じゃあ俺の立場は、とセロイ。
いったんは納得するが、どうしましょう?私は代表が好きすぎて狂いそうなんですけどね、とイソ。解雇事由になるならクビにしてください、あら?でも優秀すぎてクビにすると困りますね、どうしましょう?と一人暴走するイソに、はぁとため息をつくセロイ。何を悩むんですか?私の気持ちを受け取ってくれたらいいんです、とイソ。
そこへノックとともにヒョニが書類の決裁のため入ってくる。出直そうかというヒョニに、大丈夫と言って出て行きざまに愛してますとささやいて出ていくイソ。
セロイがサインするペンを誉めるヒョニに、去年イソが誕生日プレゼントで買ってくれたと答えるセロイ。じゃあセロイはイソに去年何を買ってあげたの?とヒョニ。
夜の横断歩道
ホジンはチャン・グヌォンとすれちがい、意を決したように「チャン・グヌォン」と声をかける。振り向くが、「誰?」とグヌォン。
会長の自宅の部屋
食事しながらせき込むチャン会長と見守るキム室長。食欲もないという。
そこにグンスがやってきて、明日区長との食事会に参加してほしいという。行かないとなと言って立ち上がった会長、倒れる。
病院
チャン会長はすい臓がんだった。グンスが余命を聞くと人それぞれだが6か月と答える医者。
病室
チャン・グヌォンがチャン会長の病室に来た。
「出たならなぜすぐ来ない」というチャン会長。一度も面会に来ない父親に捨てられた息子が連絡してもいいのかとためらわれたとグヌォン。4年ぶりに会う息子に会長はやはり冷たかった。
グンスが入ってくる。
今回の記事は差し止めたが言論統制が重要、治療は意味がないなど無感情で話し、出勤できませんかとたたみこむグンス。健康悪化による後継者選定は株価下落につながるとグンス。その冷たい言い草に、胸ぐらをつかんで、「見ない間に面白くなったな」とグヌォン。
会長が制止。「区長との会食は一人で行ってきます」と出ていくグンス。
見送ってから、「そっくりに仕立て上げましたね、お父さんと」、とグヌォン。
「だからこそ、この椅子に座る資格があるのだ」と会長。
「言っておくが自分はあの日のことは後悔していない。すべてはチャンガのためだった」、と会長。
相変わらずチャンガ、チャンガという会長に嫌気がさし、帰るグヌォン。立ち止まり、「実は自分の人生がこうなった理由はよく分かっています。お父さんの大事なチャンガ、守ってあげます」、と言い残して去る。
夜I.Cビルの前
セロイを待っていたスアと会うセロイ。二人で梨泰院のソクチョンの店に行こうとしているところで、セロイにホジンから電話があり、セロイはそっちに行ってしまう。
カフェ
セロイが去った後、寂しそうなスア、イソと偶然出くわす。久しぶりにカフェで話す二人。
寂しい気持ちを隠し、虚勢を張るスアの内心の不安を見抜くイソ。「怖いんだ、代表が私のこと好きになるかと」、とイソ。
金持ちになったら私のところに来い、私が大変だからチャンガをつぶせ、全部自分のことばかり、自分は何もしないで望んでばかり、とスアを責めるイソ。
あなたに何が分かるのというスアに、少なくともどちらがセロイを愛しているかはわかります、とイソ。
イソはさらに続ける。代表の話を聞いて私が何を考えたか知ってますか?私が金持ちにしてあげる、わたしがチャンガつぶしてあげる、って。
代表のことを考える気持ちが少しでもあるなら、ただこのままじーっとしていて、と言い残して去るイソ。
夜のタンバムの屋上
タンバム屋上で肩を並べて座るセロイとホジン。
グヌォンに会ったが奴は覚えてすらいなかったとホジン。昔とは違うのに瞬間的に怖かったとも。
カン・ミンジョン理事との話から、後継者はおそらくグンスで、チャン会長はすい臓がん末期で余命宣告を受けたことをホジンから聞いて驚くセロイ。
チャン会長の自宅の部屋
チャン会長がチャンガの名前で屋台を構えたばかりのまだ貧しかったころ、妹にご飯を食べさせながら、10階建てのビルのオーナーになると言ったら、一緒に店をやっていた男の子(カン・ミンジョンの父親?)に馬鹿にされたことを思い出しているチャン会長。苦労だけでなくあらゆる卑劣なこともして成しとげた今のチャンガを思い、ひとりで高笑いする。
そこへセロイから電話がくる。
癌にかかったと聞いた、死ぬんですかとセロイ。
「私はあなたがこんなに簡単に逝ってはいけないと思います。天罰?何を勝手に。あなたは俺から罰を受けないと。まだ死ぬな!」とセロイ。
俺が生きることを望む唯一の人間がこいつだとは面白いな。俺の最後の余興になるだろう。と会長。
近いうちにお会いしましょうというセロイに、長くは待てない、急いで来い、と目を輝かせる会長。
【おすすめ記事】
【韓国最新人気ドラマ】『SKYキャッスル(스카이 캐슬)』のキャスト・あらすじ・感想・人物相関図・主題歌