地質博物館(韓国大田広域市)は無料で楽しめるオススメお出かけスポット
地質博物館(지질박물관 チジルパンムルグァン)
先日、大田広域市にある貨幣博物館をご紹介しましたがそのすぐ近くにもう一つ子ども連れで楽しめるおすすめのお出かけスポットがあります。それは地質博物館(지질박물관 チジlパンムlグァン)です。KIGAM(韓国地質資源研究院)という研究所内に位置している小ぢんまりとした博物館ですが、それなりに見ごたえがあります。
地質博物館の概要
この博物館は、1918年に地質調査所として出発した現在のKIGAM(韓国地質資源研究院)が集めて蓄積してきた地質標本を、大田EXPO’93を開催するにあたり1992年に地質標本館として初めて一般公開されたものを基に、より体系的な博物館として整備して2001年に開館しました。
地質博物館では鉱物、岩石、化石のような地質標本約5000点が展示されており、映像上映や体験学習室、子ども図書館などもあって、小さいお子さんから大人まで楽しめます。
1階展示室(地球、化石、恐竜)
正面の入り口から入ると、大きな地球と恐竜の化石が出迎えてくれます。
展示室内に入るとまた大きな白い球体があります。球体自体がスクリーンになっており、タッチパネルを操作すると球体が地球になったり、火星になったり、大陸移動の様子や海洋地殻、火山や地震や津波など、いろいろなものを映し出すことができます。
順路に従って進むと三葉虫やアンモナイトなどの化石、鳥類や恐竜、哺乳類の骨や化石が展示されています。
さらに奥には海底油田から原油を採掘する様子も模型で作ってあります。
2階展示室(鉱物、岩石、地質)
カメや大型魚類の骨の下の階段を上がると岩石や鉱物の展示室があります。
ただの石だと思って侮ってはいけません。宇宙から飛んできた隕石や、いろいろな種類の岩石、鉱物、宝石などはその姿かたちや色合いなどが本当に独特で、見ごたえがあります。
自然界にこんなものが存在するなんて!という純粋な驚きと探求心がわいてきます。
子ども図書室と体験展示室
1階2階に体験展示室、2階に子ども図書室があります。たまたま閉館間際に行ったためこの日は写真を撮ることができませんでしたが、子どもが楽しめる工夫が凝らされています。1階ではタッチパネルや体の動きで操作して化石を掘ったり古代生物を動かしたり、化石を組み立てたりして小さい子どもでも楽しめます。2階はもう少し大きい子向けで、実際の岩石を顕微鏡で観察したり、地質や化石に関する本を自由に読んだりできます。
屋外展示
屋外にもいろいろな岩石や鉱物が展示してあります。屋外なので休館日でも見ることができますし、実際に手で触れて見ることができるのでいいですよ。
カフェ
同じ敷地内にカフェベネというカフェもあります。広くはありませんが良心的な価格でコーヒーを飲むことができます。すぐ前には川があり、桜並木の下を散策する人たちが行きかいます。メタセコイアの木立ちが生い茂り、心地よい木陰のテーブルでコーヒーを飲みながら気の置けない人たちと語らうひととき…なんて素敵です。
博物館からカフェに向かう道の敷石にもいろいろな種類の岩石が使われていて、名前や採掘場所などの説明が彫ってあります。さすが地質資源研究院です。
休館日と開館時間
休館日は毎週月曜日、公休日の翌日、旧正月と旧盆の連休、メーデー、創立記念日(5月10日)、臨時公休日です。
開館時間は10:00-17:00で、入場は16:30までです。
観覧料及び駐車料は無料です。(駐車場に入るとき守衛さんに博物館に来たことを告げるとゲートを開けてくれます。)
20人以上の団体の場合はホームページにて要予約です。
ホームページ
所在地
[34132] 대전광역시 유성구 과학로 124 한국지질자원연구원
124 Gwahak-ro, Eoeun-dong, Yuseong-gu, Daejeon
電話番号
042-868-3797~8 / 6時以降(ARS) 042-868-3115
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