知りたい!韓国の中学校の服装に関する校則
韓国の中学校の校則について知ろう
私が中学生だったン十年前は、日本の中学校の校則はなかなか厳しかったのを覚えています。まず男子はみんな丸刈りでした。長さが何センチ以下と決まっていて、先生が指をあてて計っていました。今だったら人権問題ですね。女子も肩につく場合は結わえることになっていましたし、ピアスもカラーもパーマももちろん禁止でした。スカートもひざ下10センチだったかな?ちょっと忘れましたが長さを物差しで測って検査を受けていました。靴下も白一色、ワンポイントも許されず、運動靴も白一色で、カバン、補助カバン、スリッパ、体育館シューズなど色にも細かな規定があり、ほぼすべて学校指定でした。
去年のニュースで、岐阜県のある高校で黒のタイツが許されないことを疑問に思った女子生徒が卒業生や保護者まで動員して頭の固い校長に黒タイツを認めさせた事例が紹介されていました。いつまでも古めかしくなぜ何のためにあるのかわからないような校則を深く議論もしないままで守らせ続けるなんて馬鹿げたことです。この女子生徒のように自分の頭で考えて、おかしいと思ったことを正していく勇気と行動力を持った人材こそが、これから必要な人材だと思います。
韓国の中学校にも校則はあります。どうなっているのか見てみましょう。
韓国のある中学校の校則
二つの中学校の校則を調べてみました。韓国、頭髪についての校則は意外と厳しいです。選択の幅が日本の方がずっとありそうです。
男子の髪型
A校:前髪は眉毛にかからない。後ろは襟にかからない。横は耳にかからないように。坊主は禁止。(なぜ?)一部だけを長くしたり、マッシュルームカットのような変わった髪型も禁止。もみあげを伸ばすのも禁止(笑)。カラー、パーマ、ヘアジェルやムースの使用も禁止。
B校:前髪は眉毛にかからない。後ろは襟にかからない。横は耳にかからないように。坊主は禁止。カラー、パーマ、脱色、ヘアジェルやムースの使用も禁止。
女子の髪型
A校:前髪は眉毛にかからない。後ろは肩に当たらないように。(結わえるのは可)カラー、ウェーブ、パーマ、ヘアジェルやムースの使用も禁止。
B校:清潔感のある髪型に。肩に髪がかかる場合は後ろで一つにまとめる。(ポニーテール、おだんごヘアのようなアップスタイルは不可)カラー、パーマ、脱色、ヘアジェルやムースの使用も禁止。
制服(服装)
韓国の学校の制服は日本と似ています。夏服と冬服と生活服という3種類があります。夏服はシャツとズボンまたはスカート、冬服はジャケットとチョッキとシャツとネクタイ(ない場合もある)とズボンまたはスカートです。生活服というのは導入されてまだ数年しかたっていませんが、ポロシャツと半ズボン(男女とも)、カーディガンからなっていて、夏服の代わりに洗濯の負担なく気軽に着られる服です。たいてい生活服があれば、夏服の購入は必須ではないので購入しなくてもいいです。また、女子の制服は必ずしもスカートである必要はなく、スカートとズボンから選択できます。両方とも購入して利便性などを考えて使い分ける場合も多いです。余談ですがうちの娘も両方買いましたがズボンばかりはいています。クラスの約半数の女子はズボンだそうです。
A校:制服のズボンの幅やスカートの長さを変えたり短くしない。
B校:制服の形を任意的に変形させない。下着を着用する(←え!)。冬は制服以外に白か黒のハイネック着用も可。
室内履き
A校:楽なスリッパ。華美なものは避ける。ビーチサンダルは不可(笑)。
B校:黒またはネイビーのゴムスリッパ。
靴
A校:記述なし。
B校:スリッパ、ブーツ、エナメル靴、原色や蛍光色の靴は避ける。
コート
A校:記述なし。
B校:冬季、登下校時のみ着用可。原色は避ける。
携帯電話
A校:登校したら先生に預ける。
B校:登校したら保管箱に入れる。(鍵付き)
カバン
記述がありません。自由です。たいていはリュックサック型の背中に背負う形の布製の軽い市販のかばんを使います。
いかがでしたか?
日本と似ている部分も異なる部分もあって面白いですね。
校則違反のチェックは風紀委員の学生がいて朝校門に立って挨拶したりチェックしたりもするし、先生が随時気になる生徒がいると注意したりもします。そして違反していると「罰点」をもらうことになります。これは良い行いをして「賞点」をもらうと帳消しになります。「罰点」がたまるといろいろ措置が取られることになるので注意が必要です。
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