韓国本場流おいしいキムチチゲの作り方
韓国家庭料理の定番、キムチチゲ(김치찌개)。
その名前はいまや日本でもすっかり定着していますね。
でも日本風にアレンジされたレシピも多くて、中にはどうみても日本の鍋料理にしか見えないものもちらほら…。
というわけで、今日は本場韓国のおいしいキムチチゲのレシピをご紹介します。
韓国語のネットで100件以上の支持を得ているレシピをもとに少しアレンジして私が作ったものです。
実際に韓国人にもおいしいとの太鼓判をもらいました。
さんまを入れたバージョンもおいしいのですが、今回はオーソドックスに豚肉バージョンです。
本場韓国の豚肉入りキムチチゲ(김치찌개)レシピ
材料(4~5人分)
- 発酵が進んだ韓国キムチ 3分の1~2分の1株分(キムチの量は目分量でぶた肉の約3倍位です。)
- 豚肉 約250~300g(韓国のマートでは前足の部位などがチゲ用として切って売られています。)
- 長ネギ 1本
- 豆腐 1丁
- えのき 半袋(なくても可)
- 生の青唐辛子 1本(好みで。なくても可)
- 米のとぎ汁(なければ水)900㎖~1L
- 韓国味噌(なければ赤みそかミックス味噌) 2分の1T
- 砂糖 1T
- おろしにんにく 1T
- コチュカル(唐辛子粉) 好みで1T~4T(なくても可)
- クッカンジャン(국간장 韓国の汁物用醤油。なければ普通のしょうゆ) 1T
- アミの塩辛(なくても可) 1T
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作り方
1.材料を切っておきます。
キムチは生で食べる時より少し小さめに、豚肉は大きめの角切り(2立方センチくらい)に、とうふは食べやすい大きさで幅1センチくらいに、ねぎは大きめの小口切りにしておきます。生の唐辛子は飾り用なのであれば薄く斜め切りにしておきます。(今回はなかったのでパスしました。)
2.なべに米のとぎ汁と豚肉とみそを入れ、火にかけます。沸騰したら灰汁をきれいに掬って取り除きます。
3.切ったキムチを入れ、砂糖、コチュカル、おろしにんにく、クッカンジャン、あみの塩辛を入れ、7分ほど煮込みます。アミの塩辛は塩味をつける意味もあるので、しょっぱければ量を調節してください。
4.えのき、豆腐、青唐辛子、ねぎを入れ、味を見て調えます。物足りないときはキムチの汁を足してみるか、砂糖をもう少し入れてみてください。
5.できあがり♪(写真を撮り忘れましたㅠㅠ)
おいしいキムチチゲにする一番簡単な方法は、おいしいキムチを使うことです。ここに挙げたこまごました調味料は、実はその大部分がキムチを作るときにも入れるものです。だから、おいしくて味がしっかりしているキムチがあったら、キムチと水と肉と豆腐とねぎだけでも、ほんの少し味を調えさえすればまあまあおいしいキムチチゲを作ることができます。(実際、韓国人に最初に私が教えてもらったときは、それだけで作っていました。)でもやっぱり少し酸っぱくなりすぎたり、舌を刺すような刺激があったりと、何かが違う!と思い、アレンジしてできたレシピが今回ご紹介したレシピです。皆さんも、このレシピをもとに、さらなる改良を加えて家庭の味を確立してみてください。
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