薬局で使う薬にまつわる韓国語
「약국(ヤックk)」
昨日に引き続き、韓国で病院にかかった時のことを書きます。
病院に行くと、処方箋を書いて渡してくれます。
その紙をもって今度は薬局へ向かいます。日本と同じですね。
薬局は「薬」という字が漢字で書かれていたり、薬を韓国語読みした「약(ヤk)」という文字が大きく看板にかかれていることが多く、たいていは病院の入っている同じ建物の一階部分に入店しています。
薬局は韓国語で「약국(ヤックk)」
と言います。
薬局に行ったら処方箋を薬剤師さんに手渡してしばらく待ちます。薬の調剤ができると名前を呼ばれます。そうしたらカウンターへ行って、薬の説明を聞いて薬代を払います。これらも日本とだいたい同じですね。違うのはそれらを全部韓国語で行うということだけです。
薬にまつわる韓国語
ではせっかくなので薬にまつわる韓国語を紹介します。
薬の袋には患者名、薬剤師名、処方箋発行者名、調剤日時などと、薬剤費計算書および領収書がくっついていて、最近では薬品名と薬品の写真、服用案内なども印刷されています。
それらももちろん大切ですが、最も大切なのは、いつ何をどれだけ飲むのかです。
この写真を見ると、
1일3회3일분
とあります。訳すと
1日3回3日分
です。
その下には、
아침, 점심, 저녁, 취침전 표시대로
とあります。これは訳すと、
朝食、昼食、夕食、就寝前 表示通りに
です。
その横には、
식후30분, 식전30분, 취침전, 식후즉시
とあります。これらは左から順に
食後30分、食前30分、就寝前、食後すぐに
という意味です。この場合は「食後すぐに」に丸が付けてありますね。
下に行くと、
시럽은1회 ㎖ 회 복용, 냉장・실온 보관
とあります。これは
シロップは1回 ㎖ 回 服用、 冷蔵・室温保管
です。今回シロップはありませんでしたが、小さい子どもの場合はシロップ薬が普通です。その場合の分量と保管方法についての注意です。
シロップ薬の場合は量りやすいように目盛り付きのスプーンなどを無料で薬局でくれるので子供が小さかったときは重宝しました。
薬の形態による種類
先ほど、シロップの話が出たので、錠剤、粉薬、シロップ薬の韓国語を書いておきます。
錠剤は알약(アlヤk)
粉薬は가루약(カルヤk)
シロップは물약(ムlヤk)または시럽(シロp)
と言います。
알약(アlヤk)の알(アl)は卵という意味です。例えばカエルの卵なら、개구리 알(ケグリ アl)と言います。
가루약(カルヤk)の가루(カル)は粉という意味です。例えば花粉は꽃가루(コッカル)、小麦粉は밀가루(ミlカル)と言います。だから、花粉症なら꽃가루알레르기(コッカルアlレルギ)または꽃가루알러지(コッカルアlロジ)といいます。余談ですが、韓国では花粉症の人はあまり見かけません。やはり植わっている木の種類が違うからなのでしょうか。韓国で目立つ花粉はなんと言っても松の花粉です。時期になると道路や車の上が黄色くなるほどです。
물약(ムlヤk)の물(ムl)は「水」です。お店でよく使える「お水ください。」は「물 주세요.(ムlジュセヨ)」となります。
【おすすめの記事】
インフルエンザを韓国語で何という?韓国の病院事情と症状の韓国語
子供が突然の病気!韓国の学校を休むには?欠席届と法定伝染病について