一度は食べたいパッピンス!韓国の豪華なふわふわかき氷
パッピンスの種類、食べ方、売り場などを知ろう
팥빙수(パッピンス)を知っていますか?
パッとは韓国語で小豆、ピンスとはかき氷を意味します。つまり、パッピンスとは小豆の乗ったかき氷のことです。
日本の屋台でよく見かける氷にシロップをかけただけのシンプルで簡素なかき氷とは違って、韓国のかき氷は大きくて店ごとにいろいろトッピングに工夫が凝らされていて、おいしくて食べ応えもあってインスタ映えもするという優れものです。しかも氷がふわふわなんです。
韓国に行ったら是非是非食べてみてほしいおすすめのデザートナンバーワンです。
というわけで、今日はパッピンスについて書きます。
パッピンスの種類
上に乗せるトッピングによって無数に種類が作れるピンス(かき氷)ですが、それでも大別してみようと思います。
팥빙수(パッピンス)
先ほども書いた通り、팥(パッ)は小豆なので、小豆の乗ったかき氷です。たいていバニラアイスも乗っています。昔から最もポピュラーでした。練乳がかかっていておいしいです。
옛날팥빙수(イェンナルパッピンス)
小豆の乗ったパッピンスの一つですが、옛날(イェンナル)は昔のという意味で、特に昔からある懐かしいパッピンスを指します。たいていはたっぷりの小豆とバニラアイスと餅が乗っていて、このお餅が何とも言えず甘くておいしいです。時にはそれにプラスして黄な粉がかかっていたり、フルーツミックスの缶詰が乗っていることもあります。
과일빙수(クヮイルピンス)
과일(クァイル)とは果物のことです。このかき氷には、たいてい小豆はのっておらず、様々な果物がトッピングされます。たいていは1種類の果物に特化されているので、果物の名前を冠していろいろな名前が付けられます。中でも一番人気はマンゴーの乗っているマンゴーピンスです。ほかに、ブルーベリーの乗っているブルーベリーピンス、メロンの乗っているメロンピンス、イチゴの乗っているタルギピンスなどがあります。
小豆が乗ってない場合はパッの文字がのぞかれています。
パッピンスは何人分?
あんな大きなかき氷を一人で食べるの?と怖がる必要はありません。もともとが2~3人分を想定して作ってあることが多いからです。何人分かわからない場合は次のように聞いてみましょう。
이건 몇 인분이에요? イゴン ミョディンブニエヨ?(これは何人分ですか?)
スプーンは人数分もらって、みんなでおしゃべりしながらつついて食べるのが韓国流のピンスの食べ方です。
パッピンスはどこで食べられるの?
パッピンスはソルビンなど有名店もありますが、実は夏にはかなりのカフェで売っています。力を入れているカフェだといろいろな種類から選べて楽しいです。小さいのならロッテリアなどのファーストフード店でも食べられます。やってるかどうかわからないときは店に入ってまず店員さんに聞いてみましょう。
팥빙수 있어요? パッピンス イッソヨ?(パッピンスありますか?)
と聞いて、イェー(예)、ネー(네)、イッソヨ(있어요)などの言葉が返ってこればあるということです。
少し前に私もカフェでピンスを食べてきました。
場所は大田市の鶏龍山(ケリョンサン 계룡산)の麓のスットンコル(수통골)の入り口付近にある、トゥレドルチェ(뜨레돌체)です。
カフェの外観はこんな感じです。
店内のセルフコーナー。お水やストロー、ナプキンなどはここから自由に持って行って使えます。個室もテーブル席もこの日はほぼ満席でした。
メニューとカウンターはこんな感じです。
カウンター前のメニューにはずらっとピンスなどのカラフルな写真が並んでいました。こちらにはルビーのグレープフルーツをトッピングしたジャモンピンスや、キウィを飾ったキウィピンス、オレオがトッピングされたオレオピンスなどもありますね。
注文をしてお勘定をすますとチンドンギ(振動機)と呼ばれるブザーを渡されます。メニューが出来上がるとブザーが振動するのでカウンターに取りに行きます。
注文したのは
ブルーベリーピンスとマンゴーピンスのクァイルピンスと
フギムジャ(黒ゴマ)パッピンスです。周りには甘い餅とアーモンドがちりばめられていて、中央の小豆の上にはなんと饅頭が乗っていました。氷の下にはバニラアイスがかくれんぼしていました。
食べにくいだろうと紙コップで受けて食べるように言ってくれました。
店の人が一つ二人分だというので6人で3つ注文したら、多くて少し余ってしまいました。
でもそれぞれにおいしかったです!
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カフェ・トゥレドルチェ(뜨레돌체)の情報
住所:대전 유성구 수통골로 47-7
(지번) 대전광역시 유성구 덕명동 219
電話:0507-1418-2625
地図:
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