状態の悪い生豆もある!コーヒーのハンドピックで虫発見+_+
コーヒー豆がなくなるころにいろいろな国の生豆を注文して、手で欠点豆を取り除くハンドピックをして、フライパンで手焙煎するのはもう日常になっていたので、最近記事にもしていませんでしたが、今回の生豆は衝撃的だったので書いておきます。
メキシコのオアハカ産コーヒー生豆
手軽で価格もお手頃なのでインターネットで注文することが増えていたこの頃。今回注文したのはブラジルとホンジュラスとメキシコ産の3種類のコーヒーです。
中でも一番高かったのがメキシコ産のコーヒー。オアハカというコーヒー栽培とカフェで知られる地域のエスメラルダというパナマのゲイシャで有名なコーヒー農園と同名の農園産のSHG(ストリクトリー・ハイグロウン)という高度的にはもっともおいしい高度で育った豆です。表示には高度1100~1400mとあります。
品種はティピカとブルボンというオーソドックスなアラビカ種です。
加工法はウォッシュトとナチュラルが混ざっている模様。
今年の1-4月に収穫されたニュークロップです。
きっとおいしいはず!と期待しながら袋から生豆をザーッと出してみると、なんと、蜘蛛の巣のような白い糸がついた豆がいくつかくっついて出てきたではありませんか!
こんなことは初めてで、蜘蛛の巣が混ざったのかと思いながら恐る恐る豆を取り外していくとなんと中には茶色い虫のさなぎ(?)が!しかも2匹も発見!@_@
それ以外の豆もなんか白っぽいのが多いし、虫食い豆や割れ豆、傷んだ豆などいっぱい!取り出したらこんなに。
上の写真の中央に二つ虫のくっついた豆が見えますか?ああ気持ち悪い…。
水で3回ほど洗いましたが、水がかなり茶色くなりました。
そしてフライパンで焙煎すること25分ほど。こんな感じに仕上がりました。
そして最初の一杯目。
まだグラインダーの調節前なのでちょっと薄めでしたが味はまあまあかな。
今回の生豆はきっと出荷前の保管状態が悪かったのかなと思います。
でも自分の目で確かめて、ローストする前に悪い豆は取り除けるので、安心して飲めます。自家焙煎の大きな利点ですね。
ローストして粉にひいてある豆はどうしても状態がわかりにくいので、安いからと思って買うともしかしたらこんな粗悪な豆が使われているのかもしれない!と考えたら、それだけでゾーっとしてしまいました。
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