『梨泰院(イテウォン)クラス』第14話完全ネタバレあらすじ
梨泰院クラス第14話あらすじ
I.Cのビル
イソが自分のオフィスのデスクで寝てしまっているのを見つけてセロイが上着を脱いでそっとかけてやる。と、イソが「めっちゃ感動」と一言。
「返せ」「寒い」のやり取りの後、「なんでここで寝てるんだ。退勤しないで。」とセロイ。
イソが忙しすぎて家に帰る暇もないことを知るセロイ。
I.Cの会議室
セロイ、イソ、ホジン、カン・ミンジョンで会議中。
チャンガはチャン会長がもう長くないことから、近いうちに株主総会が開かれ次期会長にはおそらくチャン・グンスを立ててくるはず。セロイの最終目標はチャン会長の解任。
どうやって?とのカン・ミンジョンの問いに、社会理事は代表理事と密接な関係を持っていることは欠格事由なのに、密接な関係を持っている社会理事のヤン理事を解任させて、そこからチャン会長の勢力をそいでいきたいとホジン。
グンスは昔タンバムにいたことからセロイを気遣うカン・ミンジョンに、グンスも自分もそういう気遣いは無用だとセロイ。
ヤン理事の後任は?との問いに、自らがやるとイソ。若いけれど経験も実力十分なので、全員異議なしとなる。
車の中
セロイとイソ。多忙なイソを気遣うセロイに、悪いと思っているならデート一回だけしてとイソ。軽くあしらわれて、夢なのに、とがっかりするイソ。
チャン会長の病気のことがまだ報道されていないが、出勤しなければ隠すのも限界だろうとイソ。
チャンガのビル
チャン会長が出勤する。
チャンガの会長室
ヤン理事の借名取引疑惑記事が出る。セロイの仕業だと会長。どうするのかというグンスにヤン理事は自分が直接追い出す、後任候補は条件に合うよう公正に準備しろと会長。
顔色が良くなられたようですとグンス。
セロイとの通話を思い出し、久々に爽快だとチャン会長。
I.Cの会議室
イソとセロイが味方につけられそうなチャンガの社外理事を選んでいる。
そこへセロイにスアから電話が来るが、今日は忙しいとセロイ。今度会えばいいよ、そっちから連絡してと引き下がるスア。
ちょっと嫌味を言うイソ。
すると、俺に好きとかそういうのはもう言うな、はっきりお前は女として見ないと話したはず、とセロイ。
わかってるよ、会いに行けば?どうせ私これ一人でやろうと思ったし、と言いながらショックを隠せないイソ。
なんで俺がお前に悪いと思わなきゃならないんだ?なんでこんな嫌な気分にさせるんだ、とセロイ。
言ってから考えて、違うな、ごめん、戯言だ。適当に終わらせて帰れ。とセロイ。
なんでか分かる?とイソ。セロイに近づき、私が少しは女に思えるんだ。とイソ。
何も言えず、軽くうなずいて去るセロイ。
チャンガの会長室
会長とグンスとスア。言論は口封じしたとスア。
ヤン理事の借名株式については譲渡して推薦の時の力にするようにと会長がグンスに指示。
I.Cの会議室
セロイとホジン。
ヤン理事を自ら追い出したチャン会長の内心を測りかねているホジン。イソはカン・ミンジョン理事とあちこち準備に奔走しているが、年齢が若いために少し心配とホジン。
セロイはイソだからきっとうまくいくと。
イソのオフィス
カン・ミンジョン理事がチャンガの社外理事と思われる各界の名士を連れてくる。紹介もする前に名前と肩書を完璧に記憶している抜かりないイソ。
その他にも会食に、会議にと超ハードスケジュールのイソ。
新店舗の準備をしているトニーのところにいる時、鼻血が出る。休めというトニーに、まだこの後も株主面会予定があるとイソ。
セロイのオフィス
ヒョニがセロイに、この後会うことになっていた人が奥さんの出産でミーティングを延期してほしいと言ってきた、ちょうどいいから今日は休みなさいよと告げる。
チャンガ近くの道で
タクシーを降りたところでグンスと鉢合わせるイソ。
僕を落としに来たの?先手打っちゃったんだけどどうしよう?と封筒を見せるグンス。
株主総会の公告見て驚いたよ、君が直接出てくるとは、とグンス。
海外支社にいたって?次期会長を狙ってきたの?お父さん、亡くなるって…とイソ。
チャン会長の病気の情報をもうつかんでいるイソに驚くグンス。
久しぶりに梨泰院へ行って一杯やらないかとグンス。イソが私が何で?というと、俺が何かの拍子に企業秘密でもぽろっと言うかもよとグンス。
夜のカフェ
セロイとスア。
あなたから連絡くれるなんてどうしたのというスアに、時間ができたからとセロイ。
家を買ったというスア。
一生懸命生きて、誰の助けも必要としない余裕のある生活を幼い時から夢に見ていて、その夢がかなったというのに何か空虚で何もやりたくないというスア。
明日の株主総会がうまくいけば、私を無職にさせてくれるというのも秒読みかな、とセロイに聞くスア。
歯切れの悪いセロイ。
お金持ちになって、目標も成し遂げつつあって、その次は?私のこと今も好き?とスア。
なんだよ急に、何回聞くんだ、とはっきり答えないセロイ。
好きって言って、とスア。
そこへ店に入ってきたイソとグンスと目が合う。
イソが出ていき、グンスも出ていく。
無言で立ち上がるセロイ。
セロイの腕をつかんで、行かないで!イソ、好き?とスア。
15年だよ、私を無職にしてくれなきゃ、あなただけは私を好きじゃなきゃ、とスア。
お前の言うとおりだ、けど…とセロイ。
ごめん、冗談だよ、明日総会なのにあんな風に行かせてどうするの、早く行ってあげて、後で連絡するから、と笑って見せるスア。
無言で出ていくセロイ。
イソはタクシーで行ってしまった後だった。残っていたグンスのところに来るセロイ。
いつまでイソを利用するんですかとグンス。
イソの気持ち知っているじゃないですか。受け止めてやるんですか?受け止めることも、手放すこともできない、理解はしますよ。I.Cの重要人物ですよね。I.Cがなくなったら、イソを解放してくれますか?…明日総会で会いましょう、とグンス。
居酒屋で
とぼとぼ歩いていたスアにチャン・グヌォンが町で声をかける。店で二人で焼酎飲む。
チャンガに復帰するのかとスアが聞くが、他にすることがあるとグヌォン。
スアと一緒に飲めて十数年来の夢が一つかなったとグヌォン。
自分がどんなに馬鹿でも好きな女の人生をぶち壊したりはしないよとグヌォン。
夜のイソの家
イソが帰るとお母さんが待っている。5日も前からいるという。明日からヨーロッパ旅行いくからと。
家にも帰らず忙しいイソはソファで力なく横になる。
何年も社長との進展がないことから、可能性がないんじゃないの?とイソの母。寝たふりして聞いているイソ。
翌朝、I.C
熱が出てぐったりしているイソ。皆が心配するが、イソは、大丈夫、今日は株主総会だから早く行こうと出かける。しかし、途中、倒れて気を失ってしまう。
車内
チャンガに向かうホジンとカン・ミンジョン、イソが倒れて救急車で病院に向かっていると連絡を受ける。イソはともかくセロイが来ないと…と心配する。
チャンガ会長室
会長が点滴を終え、グンス、キム室長らと株主総会に向かう。
その途中、ロビー(?)でホジンとカン・ミンジョンに会う。
会長に挨拶するミンジョンを見て、お前がかかわっていたのか、昔からおとなしい奴ではなかったな、と会長。
お体がすぐれないと聞きましたというミンジョンに、使えるカードなのに使わなかったんだなと会長。
重要なのはチャンガですから、とミンジョン。
健康のことも社会理事のことも、お前なりにチャンガのためを思ってのことだろう、それは疑わない。しかしお前はいつも間違った選択をする。恨みで動く奴は使って捨てるべきだ。上に置いてはダメなんだ。
こう言って会長は立ち去る。
そこへセロイが到着する。
今日はどうなると思う?と聞くミンジョンに、答えてグンス、さっき会長がおっしゃったじゃないですか。カン理事はいつも間違った選択をすると…。後で会いましょう。
病室
眠るイソにつきそうヒョニとスングォン。
気が付いて、株主総会を心配するイソ。
株主総会
社会理事ジョ・イソ選任案は否決される。納得できない顔のセロイ達。
グンスは海外の株主をあらかじめ味方につける手回しをしていたのだった。
長くは待てないといったはずだ、とセロイに言って立ち去る会長。
一旦今日は株主たちを慰めましょうというカンミンジョンに、病院に行くというセロイ。
病院
電話も取らずに走って息を切らせてきたセロイ。総会のことを気にしているイソに、お前は?大丈夫か?と。
イソは過労だ、安静にしてれば大丈夫だとスングォンとヒョニ。
否決されたと聞いてイソは、グンスが海外の株主を説得したんだろう、心配しないで、私プランBがあるから、と着替えて仕事に行こうとするイソ。
今動いたら解雇すると宣言し、ヒョニらに見張っているように言って、イソには頼むから休んでくれと言い、病院を後にするセロイ。
病院の玄関前
セロイについて出てくるスングォン。イソの代わりに店舗回るというスングォン。
元気のないセロイに「もしかしてこんがらがってますか?」と気持ちを確認させるスングォン。年の差なんてなんでもない、最近セロイらしくないからと。
スングォンと別れてから街を考え事しながら歩くセロイ。イソが欲しがっていたネックレスの看板広告に目が留まる。
イソの病室の前
廊下でイソとヒョニが話しているのを立ち聞きするセロイ。
無理をしてでも働きたがるイソに理由を尋ねるヒョニ。
イソの答え。自分はセロイに愛の告白をしょっちゅうしている、こうやってセロイに愛情表現できるのは、自分が仕事ができて、必要な人間だから。私はセロイにとって必要な人間でなければならない。自分には好きだと言える資格が必要なのと。
立ち聞きしながら買ってきたネックレスの包みを見つめて考え込むセロイ。
チャンガのグンスの執務室で
グンスがスアにチャン会長が余命宣告受けたことを告げる。
会長の家
会長とスア。スアが長い期間チャン会長の下で働きながらもセロイの父(パク部長)のことで恨みを持っていることをすべてわかっている会長。涙を流すスアに、憎い相手が死ぬというのになぜ涙を流すのかと会長。
わかりませんとスア。
会長、舌打ちをして、バカめ。これまで俺の指示がお前にどれほどつらかったかも知っている。それほどの能力を持っていながら嫌いな俺から離れられなかった理由、わかるか?
わかりませんとスア。
お前の性だ。俺の好みに合うように俺に手懐けられたんだよ。俺の周りの人間はみんな力で押さえつけてそういう風にさせたんだ。そんな人間たちは雰囲気が変わって、軽蔑するね。俺がお前を覚えている最後の感情が軽蔑でいいのかね。と会長。
どうして私にそんなことを言うんですかとスア。
俺もわからない。死ぬから変になったのかもなと会長。
薄暗い建物の中
刑務所でセロイやグヌォンと同室だったやくざの頭目(キム・ヒフン)の事務所にグヌォンがお金を持って訪ねていく。以前依頼した仕事を始めたいとグヌォン。
I.C
イソの穴を埋めるため働いているスングォンとトニー。イソの引き出しに鍵がかかっているため出せない重要な書類があることをトニーがセロイに言うと、セロイは番号を知っていると言って開ける。番号はセロイの誕生日。一途だねぇとスングォン。
何の計画書かと問うセロイにスングォンがイベントの計画書だといって読み上げる。
「今思い浮かぶ一番ありがたい人は?」
俺は当然セロイ兄貴だねとスングォン。セロイは証拠を録音したと言っていたイソを思い浮かべる。
「今思い浮かぶ一番申し訳ない人は?」
白い木の並木でイソを振ったことを思い出すセロイ。
「今思い出す一番怖かった瞬間は?」
イソが倒れたことを思い出すセロイ。
「自分の人生で一番の幸運は何ですか?」
イソが最初にタンバムで働く、夢をかなえてあげると言ってきたときのことを思い出すセロイ。
「今愛している人はいますか?」
取り落とした書類からイソが昔描いたセロイの似顔絵を見つけるセロイ。
思い出すのは全部イソだと気づき、急いでイソのオフィスから出ていくセロイ。
イソの病院
受付で偶然イソに会いに来たグンスと会うセロイ。
病室ではイソが引き出しからセロイが置いていったネックレスを見つけ、つけてみる。そこへリンゲル注射するといって来る白衣にマスクの男。
外のベンチで
グンスとセロイ。社会理事の件について思った通り、お前はお前の仕事をしただけだからというセロイ。
イソの記事を見て思わず駆けつけたというグンス。
まだずっとイソを一途に思い続けているグンス。今していることのすべてはイソが理由だというグンスに、わかるよ、イソは人生をかけるだけの価値がある女性だというセロイ。
弟分が好きな女性、気持ちが芽生えてもあきらめないと、裏切りだしクズみたいなことだ、とセロイ。セロイが女性と表現したことに気付くグンス。
セロイ、立ち上がって、
「しようと思う、裏切り、クズみたいなこと。罵ってもいいし殴るなら殴れ。」
怒るグンスに、
「俺はイソが好きだ。謝りはしない。」
とセロイ。
イソの病室
セロイが病室に行くと、荒らされてもぬけの殻だった。携帯メッセージにイソが拉致された写真が届く。急いで出ていくセロイにグンスが話しかけるが、そこへまた住所と誰にも言わずに一人で来いとメッセージが届く。返事もせず「イソ」と言って血相を変えて出ていくセロイ。グンスもイソがいないことを知りセロイの尋常ならざる様子に車で後を追う。
山道
セロイとグンスが来るとやくざたちとグヌォンが山道に車を停めて待っていた。
グンスを見て、これは親父がかわいそうでどうしようかなと一人ごちながら車から降り、顔も見たくない奴らがセットで来たな、というグヌォン。
イソの居場所を聞いても、死ぬ奴が聞いてどうする?と言って教えないグヌォンにカッとなって飛び出したグンスを、車が轢こうとした瞬間、セロイが飛び出してグンスを押して助け、自分が撥ねられて道路脇に落ちてしまう。
血を流し意識がもうろうとする中で、後悔のない人生を生きたいと思っていたのにイソを振った日のことが悔やまれて仕方がない、狂おしいほどイソに会いたい、と思っているセロイ。
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