『梨泰院(イテウォン)クラス』第15話完全ネタバレあらすじ
梨泰院クラス第15話あらすじ
山道
ヤクザの車に撥ねられて道から転げ落ちたセロイ。グンスが大声でセロイに呼びかけるがびくともしない。
すぐに救急に電話して位置追跡を依頼するグンス。しかしすぐに取り囲まれる。
とっさに電話をかけ、スングォンにつながる。殴られ取り押さえられた状態でイソが拉致されセロイがけがをしたことを叫んだところで携帯は踏まれて通信は切れた。
倒れているセロイを見降ろして「いつか見た絵だな」とグヌォン。「弟分、理解しろや。ビジネスだ」とヤクザの頭目(キム・ヒフン)。サイレンの音にグヌォンを連れてずらかる。
セロイは救急車で運ばれるが、全く意識もなく瞳孔も反応しない。ニュースではセロイのひき逃げが報じられている。
カフェで会っていたカン・ミンジョン理事とオ元刑事もニュースでセロイのことを知り、病院へ。
手術室の前
スア、カン・ミンジョン、ヒョニ、オ元刑事、ホジンが集まって心配している。イソには連絡が取れないと心配するヒョニ。
そこへスングォンが来てオ元刑事を呼び出し、病院の監視カメラ映像だと言って白衣の男がぐったりしたイソを車いすに乗せて拉致した写真を見せる。
セロイの携帯に残った呼び出しメッセージも見せ、セロイのひき逃げについても確認しないとという。
オ元刑事がまず警察に、というが、イソとグンスを盾に脅迫している、携帯に一人で来いと書かれているからとスングォン。
スングォンは、拉致のあった日病院に入っていく怪しい男たちを見ていた。思い当たるところがあるから確認してくるという。
チャン会長の家
セロイのひき逃げの知らせを聞き、グンスを連れて来いというが、今日は出勤していないし連絡もつかないとキム部長に言われて、「何だと?」と驚く会長。
どこかの建物
どこかに閉じ込められているグンスとイソ。
グヌォンが入ってきてセロイのニュースを読み上げ、文末を「死んだ」に変えて読んでから、だったらよかったんだけど、危篤状態ですと驚かすグヌォン。
もういいだろ?イソは逃がしてくれとグンスが頼むが、イソの録音ファイルのせいで4年も監獄送りになったとイソを恨むグヌォン。
違う、親父がお前を捨てたからじゃないかとグンス。
愛しているセロイがお前を助けに来て瀕死の状態になったが、どんな気分だ?などと言いたいことを言って、イソの涙を見て気分よく笑うグヌォン。
これが隠せるのか?後始末はどうするつもりだ?とグンスが問うが、後始末のことなど考えていたらお前らを生かしておくか?と言ってグヌォンが出ていく。
大丈夫かというグンスに、自分をいじめるのが目的だからつらそうなフリすればいいのよと、イソが後ろ手に結ばれたロープを暖房器具にこすりつけてちぎろうと試みる。
建物の外
グヌォンに残金を要求するヤクザの頭目(キム・ヒフン)。
まだ仕事が終わってないのに何のことだとグヌォン。
セロイは親しくはないとはいえ10年来の知り合いだこのくらいにしようというキム・ヒフン。
グヌォンは笑い飛ばし、10億のほうが10年来の知り合いよりも大事だったから轢いたんだろ?だったら犬みたいに仕事しろよ。半端に人間ぶらないで。と。
お金が欲しくないなら好きにしろ、とグヌォン。
立ち去るキム・ヒフン。
キム・ヒフンの組織の事務所
事務所の中で部下がヒフンにセロイの事故の記事見せながら、話が大きくなっているからこのくらいにしてはどうかと進言していると、外からスングォンが「兄貴!いますか!」と呼ぶ声が聞こえてくる。ドアの前で手下たちが兄貴はいないと帰らせようとする。
セロイの夢
昏睡状態のセロイ、夢で高校の校庭でお父さんと会い、抱き着く。
キム・ヒフンの組織の事務所前通路
帰らないでドアをたたくスングォンを蹴り倒すヒフンの手下。
すぐに警察に電話をかけて助けを呼ぶスングォン。
前科者の言うことをだれが聞くかという手下に、昔セロイの言った「自分に捨て値をつける阿保」という言葉をそのまま贈り、「チェ・スングォンは株式会社梨泰院クラスの本部長なんだよ」と名刺を見せつけ「俺の価値をお前が決めるな」。
病室
昏睡状態のセロイを見守るヒョニとスアのところにスングォンから電話。
セロイの夢:食堂で
お父さんと焼酎を飲みかわしながら、一緒に働く仲間をお父さんに紹介して、なぜかイソだけが思い出せないセロイ。
警察で
ヒョニとスアが警察にスングォンを迎えに来る。
スングォンの顔のけがを見とがめ問いただすが、理由を説明しないのでスアが警察に尋ねる。
結果、暴行を受けたと知り、何でやられっぱなしなのと怒るヒョニ。だからスアさんだけ来てくれって言ったのにとぶつぶつ言うスングォン。
警察署の駐車場の車の中にいたキム・ヒフンを見つけて警告に行くスングォン。病院の監視カメラに組織の奴らがイソを拉致したところが映っていたことを告げ、
「うちの組織はやくざな仕事はしていなかったと記憶しているんですが。セロイ兄貴のことだけでもだいぶ我慢しているんだが、イソ。グンス。怪我したり帰ってこなかったりした場合、兄貴は大変なことになりますよ。チェ・スングォンがまっとうに生きるのをあきらめるということですから。」
と静かに啖呵を切るスングォン。
返事はせず車に乗って部下に、行こう、仕上げだと告げるキム・ヒフン。
スアに警察で受け取った茶封筒を渡すスングォン。
チャン会長の家
スアが会長にセロイ、グンス、イソの件は偶然ではない、チャン・グヌォンの仕業だと思っていることを告げる。拉致、殺人ができるほどの大物じゃないという会長。
15年前のひき逃げ事件、4年前の会長の記者会見で、チャン・グヌォンはそうなりうる人物になったと言ってスアはスングォンがくれた茶封筒を差し出す。
中にはキム・ヒフンの事務所の監視カメラのとらえた写真。カバンを持ったチャン・グヌォンらしき人物が映っている。
そうであるなら事件を収拾して隠ぺいしないとという会長。
15年前の事故もこうやって収拾したんですねと悲しそうに言うスア。
拉致されている建物
とうとうイソが手首のロープをちぎり、グンスのロープも解いてやる。どうせほどいたって出ていけないじゃないかと諦めかけているグンスをこき下ろしながら。
チャンガでの苦労を説明しようとするグンスに「そうやって自分自身を失っていくんだよ」とイソ。セロイ兄貴みたいにはなれないというグンスになれるとイソ。
チャン会長の家
スアが辞表を提出する。「私の人生で初めて、私がしたい選択をします」
受諾しよう、と会長。
辞表に加えて、入社してから10年間ずっと集めてきたチャンガのあらゆる不正のファイルの入ったハードディスクも取り出すスア。
今、会長のするべきことは隠ぺいではなく状況悪化を防ぐことだと進言するスアに、すぐに出ていけと会長。
深々とお辞儀をして出ていくスア。
セロイの父が大学の登録金をくれる時に、成功して3倍にして返すと言った自分の言葉を思いだす。
スアが出て行ったあとで、不正のファイルの入ったハードディスクを机にたたきつける会長。
拉致されている建物
セロイは自分を助けようとして車に撥ねられたんだ、もしものことがあったら…というグンスに、やめて、必ず打ち勝つ、代表(セロイ)はただの一度も失望させたことはないんだからとイソ。
セロイの夢
橋を渡ろうとするお父さんにどこに行くんですかとセロイ。
これ以上お前の心が痛まないところに、とお父さん。
もし来世があっても生まれたくないと思っていた、生きるのはつらいことだから、と言ったイソを思い出すセロイ。
今までつらかっただろうというお父さんに、平気だと言いながら実はつらかったと告白するセロイ。お父さんに会いたかったし、誰かを憎みながら生きること自体が手に余ることだった。また生まれてもまたお父さんの息子でありたい。愛しています。とお父さんを抱きしめるセロイ。
生きるのはとてもつらいことなのに、セロイに会ってからはこの一節がとても胸に響くんです、と言ったイソを思い出しているセロイ。イソの持つ本には『何度でもいい。このむごい人生よ、再び!』の文字。
お父さんから離れて橋から後ずさるセロイ。一緒にはいかないとお父さんにお別れを言う。理由は「デートがあるんです」。もう心は痛むばかりではない、必要としてくれる仲間たちがいて、彼らと一緒に作る明日を期待する楽しみがあると。生きていくことを選択するセロイ。
それこそが人生だ。なんと誇らしい息子だろうか。これからもそうやって生きろ、と言い残し一人で橋を渡って去っていくお父さん。
病室で
スアが付き添う病室で、目を覚ますや、声を出して泣きじゃくるセロイ。泣くセロイを見て、理由はわからないがよかったと思うスングォン。
チャン会長の家
チャン会長にグヌォンから電話がかかってくる。
ジョ・イソとグンスは自分が捕まえている、お父さんが命よりも大切なチャンガ後継者のグンスは心配しないでください、とグヌォン。
お父さんにとって自慢の息子でいたかった、どこで間違ったんでしょう、と告白するグヌォン。パク・セロイはただの鶏だと思わないといつも怖かった、しかし今は違う、うんざりです、犬や豚ごときの分際でお父さんに息子を捨てさせたパク・セロイ、もう全部終わらせます。僕も、奴も。パジンのチャンガ8倉庫にいます。僕を止められるのはお父さんしかいません。止めたければあの時のようにまた捨てればいいんです。と言って電話が切れる。
拉致されている建物
グンスの姿が見えないので変に思ってドアを開けたグヌォンを後ろから棒で殴って、逃げ出すグンスとイソ。イソはグヌォンを殺したい衝動に駆られるが、グンスに止められる。
病院
イソを助けに行くというセロイを死にに行くのかと止めるスア。しかし、イソが好きだとスアにきちんと告げて、死にに行くのではなく生きるために行くのだと、イソにもしものことがあったら今度こそ立ち直れないと行ってしまうセロイ。スングォンも後に従う。
グヌォンがメッセージで居場所は会長が知っていると送ってきたのを見て二人で車で会長のところに向かう。
拉致されている建物の外
建物の外でやくざたちに取り囲まれてしまうイソとグンス。
チャン会長の家
チャン・グヌォンはどこにいますかとセロイ。
しらばっくれる会長。それが無理だとわかると、セロイを逆恨みし、俺にひざまずくことができるかと会長。
セロイは言われるままひざまずいた。イソのためを思えばそれはいとも簡単なことだった。
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